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皆様お元気でしょうか、エシカルファームの竹内でございます。

今回から「読書とカフェ」というテーマで、個人的にお勧めの書籍をご紹介したいと思います。

今回のタイトルは

「組織のネコ」という働き方 

Amazonアンリミテッドに含まれていたので何気なく読んだのですが、思いのほかスマッシュヒットです。

この本の命題は

《パフォーマンス高い/ふつう × 組織にいながら自由/組織の中央を志向》という4タイプを区分して個人の働き方のスタイルを定義した本。

その上で「組織のネコを目指してみてはいかがですか」という私自身のテーマにもピッタリな本でした。

見どころを一部抜粋します。

◇この本は、魅力的なトラたちの思考や行動から抽出された「新しい働き方のヒント」を凝縮した1冊です。 自分の強みを発揮し、お客さんに向き合うことで、組織にも社会にも貢献していく。会社からの指示命令がおかしいと感じたら、社命よりも自分の使命を貫くことを選ぶ。

強みを活かして価値を生み出すので自然体だし、周囲から必要とされるから長続きする。そうした自由かつサステナブルな働き方の事例とともに、トラの仕事術をたくさん紹介していきます。

◇ルールの作り方には2種類あって、1つは「正確一択型」。たとえば「変な服を着ている生徒がいて近隣から苦情がきたので、全員一律の制服を作ります」のような「こうしなさい」というタイプです。

もう一つはゴルフの「OBライン型」で、「ここから先はダメだけど、範囲内であればなんでもOK」という決め方。

◇ネコは、そもそも肩書きに興味がありません。「昇進をチラつかせながら交渉してくる上司」とかはニガテです。そんなこと言われたら、「いえ結構です」ってスルーしちゃう。  営業部から管理部に異動しても、「お客さんのためになるかどうかが大事」といった軸は変わらないので、言うことも変わりません。もちろん異動によって見えるものや経験値が増えて、考え方がアップデートされたことで言動が変わることはあります。あくまでも「組織に忠実」というより「自分に忠実」なのがネコです。

◇そしていま、時代は大きく変わりつつあり、高度成長期の成功モデルは賞味期限が切れています。ライオン・イヌ型の従来のパフォーマンスが衰え、多様な価値観を新たに生み出すことが求められるようになった結果、想定的に存在感を増してきたのがトラ・ネコです。

いやー、面白い。

私自身は「動物で例えるとイヌのようだね」と言われることがあったのですが、この本を読むと「はっきりと、、ネコだなあ・・」としみじみ感じさせられました。

過去に在籍していたある会社では「創業会長のご機嫌をどのくらい取れるか競争」に辟易してしまって転職を決意し、そしてきちんとお客様の価値に貢献できるエシカルファームという会社を選んだというその理由がわかったような気がしました。

今の組織が「上司絶対主義」とモヤモヤしているそこのあなた、もしかすると「イヌのふりをした隠れネコ」の可能性があるかもしれません。ぜひご一読を!