家づくりビギナーが陥りがちな失敗あるあるを集めた、
ちょっと待った!【それ、やってはいけない!】見当違いの段取りとは?シリーズ。
今回は
とりあえず土地を探しに不動産会とりあえず立地と価格の安さだけで土地を選ぶのは危険?????
というテーマです。
私たち建築会社の人間が、ある意味最も聞きたくないお客様のセリフ、それは
「土地を契約してきたので、間取りと見積を提案してください」
なのかもしれません。。
これは特に
学区限定で土地を購入したい、という親御さんが陥りがちなトラップ
だと言えるでしょう。
年間に数件くらい「ようやく学区内で予算にぴったり合った土地が出てきたんで、急いで契約を交わしてきたんです!」と意気揚々とおみえになるお客様がいらっしゃいます。
その時点で嫌な予感がムンムンとするものの、せっかくですからと恐る恐るお客様が交わされた売買契約書、重要事項説明書を読んでみると・・・
(融資利用の特約による解除期限があと2週間しかない!?!?!?)
(手付解除の期日があと3日しかない!?!?!?!?)
(がけ条例に抵触!?!?!?!?)
(43条2項2号道路のみ接道!?!?!?)
(土地の間口がたったのこれだけしかない!?!?)
と、プロ目線ではかなりショッキングな内容が羅列されていたりますが(それは確かに○○市で○○㎡も広いのに、こんなに安いわけだよね・・)とある意味感心させられたりもします。
しかし、この事実をお客様にいったいどのように伝えた方がよいのか。。それとも「この土地の契約、止めませんか?」とアドバイスする方が本当の親切なのだろうか。。
いつも考えあぐねてフリーズしてしまっています。。

さて上記それぞれについて、いったい何が問題なのかをここでは個別に語りません。
簡単に言うなら
「ものすごくハードルの高い土地を契約してしてしまった」
「最悪、手元に何も残らないのに数百万円のペナルティを支払って終わる危険性すらある」
とだけ書いておきます。
くれぐれもどうか「立地と金額だけで土地を買わない」ということを覚えておいてください。。
どうか。。
*本ブログの画像はCHAT GPTで作成しています。