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家づくりビギナーが陥りがちな失敗あるあるを集めた、ちょっと待った!【それ、やってはいけない!】見当違いの段取りとは?シリーズ。

今回は

とりあえず事前審査(仮審査)を3つ以上試す

というテーマです。

不動産会社や建築会社を訪れ、話が盛り上がってきたタイミングで「必ず」言われること。それは

「試しに仮審査だけでも進めてみましょう~」

というセリフです。これが出たらピンと来てください。

営業マンが言う「どれだけ予算が組めるのかがわからないと、話の進めようがない」というのは確かに間違いありません。予算計画が立っていないままでは絵に描いた餅に過ぎないからです。

ところがその先にある「事前審査は半年に三回までに抑えるべき」という本音の話をしてくれる営業マンはあまりいないようです。

ではなぜ三回までなのか?というとこれは銀行側の都合。

実は銀行の審査担当者は

「返済できないお客にうっかり融資をしてしまうと、自分の評価がマイナスになる」というジレンマを

抱えているからです。

そういったマイナス評価を避けるために個人信用情報機関(CICやJICC、全銀協などが有名)からの評価を参照するのですが、意外に重要な項目として「このお客様は何回目の審査なのか??」を重視する金融機関は少なくありません。

たとえばある金融機関では

「え?このお客様、事前審査だけで4回目??これはきっと何か問題があるはずだ・・!ムリムリ!審査は通せません!」という非常に厳しいところもあれば、

「まあ5回目くらいなら何とかセーフ・・」というところもあれば

「別にウチは何回目だろうと構いません」という金融機関もあります。

それの審査基準は一般のお客様に見えないようになっているのですが、比較的共通していると言えば

「審査回数が3回以内なら、ほとんどの金融機関はセーフ」

であることもあり、いくら仮審査といえども戦略的に行うべきですね。

以上のことから事前審査のセオリーとしては

・まずは金利がほどほどに低く、審査の窓口が広い金融機関を1つめに

・1つめが無事に通ったら金利がかなり安く、審査も比較的厳しい金融機関を2つめに

・1つめが無事に通らなかったら金利は低いと言えないが、審査が比較的緩い金融機関を2つめに

・3つめは安全をとって、予備に残しておく

のが賢明でしょう。

ただし、このセオリーにももちろん注意点があります。それはエシカルファームの担当者から直接お話いたしますので、どうぞお気軽にお尋ねください。