「いい土地が見つかった!」
「早く購入申し込みをしないと誰かに取られてしまう!」
そんな慌ただしい状況でも、やはり大きい買い物ですから事前に整理・確認をするべきことはきちんとしたいもの。
うっかり土地の契約を交わしてた後に(そんな話なんて、聞いてなかった・・!)とならないよう安全に進めていきましょう!
◇住宅ローンの事前審査を通しておく
なぜ?:土地購入申込を入れる際に交渉の有利不利が大きく変わるから。むしろ住宅ローンが通っていないと「そもそも買付を受け付けません」というケースも増えている。
注意点:「住宅ローンは半年に3回まで」という原則を守る。五月雨式に申込をしない。
準備しておくもの:顔写真付き身分証、健康保険証、収入を証明する書類、(あれば)借入を証明する書類。
◇間取りプランと、おおまかな見積を確認しておく
なぜ?:法令上の制限、またはご予算的に「土地契約したのに希望の間取りが入らなかった!」ということを防ぐため。
注意点:間取りや金額を優先すると住宅性能が低くなりやすいのでバランスを考えること。なるべくスピーディーに作成すること。
行うこと:(不動産会社ではなく)信頼のおける建築会社に相談・依頼する。
◇「かかるであろう土地の追加コスト」をおおむね算出しておく
なぜ?:土地購入の際には隠れた費用があるから。多発しやすいのは水道引込工事(70万円~)、高額になりやすいのはがけ条例による擁壁工事(700万円~)など。
注意点:周辺相場よりも異常に安い土地ほど「何かあるな」と警戒するべき。土地の価格相場はきわめて固いので値崩れは怪しい。
行うこと:信頼のおける建築会社にその土地の住所を伝えて相談・依頼する。
その他にも注意点はありますが、少なくとも上記の3つを解決しておくだけで安心感が段違いです!
せっかくのお家づくりなので、焦って契約ありきにならず丁寧に進めていってみてはいかがでしょうか。