前回は「〇〇すると失敗する、を先に除外するとよい」
というお話をしました。
それでは次にいったい何をすればよいか?
それは「お金の計画を立てること」です。
例えるならこれは海図を手に入れることに似ていると言えるでしょう。
今どき「海賊王に俺はなる!」なんて話はマンガの中だけかもしれませんが、もし仮にあなたが大きな船に乗って海原を渡る壮大な冒険をしたとして、重要度が高いのは豪華でフカフカなソファよりも大量の食糧確保よりも、まずは「海図」だと思いませんか?
海図があれば全体の計画も立てることができる、いや反対に言うと「海図がなければ全体の計画を立てることができない」まさに行き当たりばったりの冒険になってしまいそうです。
そしてマイホームという冒険における海図とは、「お金の計画」に他なりません。
ところが学校教育でお金の授業がほとんど無かったためか、日本人の多くはこのお金の計画と正面から向き合うことが苦手、という人がとても多いようです。
その結果、行き当たりばったりのマイホーム計画になってしまって、「こんな風になるなら、きちんと考えておけばよかった・・」ということになってしまいます。
ですが、「では具体的にどのように計画を立てたらよいのか」という話をここではしません。
ちょっと書籍やネットを調べれば幾らでも情報が出てくるからです。
(もちろん「個別に相談したい」ということでしたら喜んで承ります。)
それよりも大切なのは、覚悟。
「お金の話と立ち向かう恐怖と対峙するんだ」という覚悟を決めることです。
いざ立ち向かってみれば「あれ?この程度の内容だったんだ?」とあっけないほど簡単に終わってしまうこともあるくらいですが、立ち向かう覚悟を整えることがまずは大切。
この覚悟さえ定まったのでしたら、ここまでお読みいただいた意義は十分にあると言えますよ。