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前回は

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コスパばかりを重視するあるハウスメーカーでは

請負契約書に書いてある「やらなければならない事」は最低限行うものの

いい家づくりのために「やった方がいい事」への提案が無い(少ない)

それは人的サービスを削らないと経営が成り立たないから

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という内容でした。

そこで今回は「ではどうしたら人的サービスに優れた会社を選べるのか?」というお話です。

どの会社も表面的にはお客様第一主義とか、皆様ご家族の幸せのためにとか言っているので、「俺の営業ノルマ達成のために契約してくれ」なんてハッキリ言う会社はそうそういません笑(注:たまにいます)

そのような状況で優れた人的サービスをどう判断したらいいか。よく言われるのは

・建築現場の整理整頓状況

・引き渡し客からの生の意見を聴きに行く

です。

確かに「そんな時間があるなら次の客を取ってこい!」と言われ続けていれば整理整頓に出向く余裕はなかなか無いでしょう。いわゆる釣った魚に餌をやらない、という状況になりがちで比較的判断しやすい。

もう一つの「引き渡し客からの生の意見を聴く」というのは少し難しい部分があります。そもそもその建築会社で家を建てたくらいですから悪い話はさほど出てきません。とはいえ良い話ばかりを聴きに行ってもあまり意味がない。そのような場合

・「なぜ」この会社を選んだのか

・具体的にこの会社を選んだ「タイミングはいつ」か

と質問すればかなりリアルな意見を聴くことができるでしょう。

その他にお勧めなのは「最終仕様確認の跡」を確認することです。

最終仕様確認とはそれまでに行ってきた打ち合わせの着工前確認のこと。これは早くても3時間、長いとまる一日かかることもある大変な作業ですから、本音を言えば(毎回大変だよなあ・・)とは思ってしまう。

とはいえお客様にとってまさに最終最後の大まとめです。これをしっかり行わないとうっかりミスは多発しますし、この段階だからこそ気づくことのできる新たなアイデアもたくさん出るという、まさに良い家づくりのための最終工程と言えます。

そのためこの最終仕様確認をどこまで丁寧に行っているのかが、優れた人的サービスかどうかを判断する1つの指標となります。

余談ですが「いいから次の客を取ってこい!」というハウスメーカーでは最終仕様確認を一切行っていませんでした(!)

しかし打ち合わせ内容に齟齬が生じると会社側で責任を負わなければならないので出来上がった図面だけはお客様に送りつけます。そして

「何か問題があれば言ってくださいね」

「何も言わないってことは承諾したってことですね」

という姿勢!

その結果、家が完成していくに従って噴出し続ける不満の山、山、山・・

こういった人的サービスの詳細はインターネット上ではなかなか得られにくいため、見落とされることがしばしばあります。またお客様方にも「これだけ大きな買い物なんだから、きっと手厚くサポートしてくれるだろう」という誤解もあるのでしょう。

しかし私たち「中の人」から言わせていただければ、サポートする担当者こそが家づくりのカギを握るということは断言するとともに、どうか価格と性能だけで(コスパだけで)建築会社を決定しないよう強くお願いいたします。

・・え?

「そんな風に言うエシカルファームはいったいどうなんだ」って?

私たちはエシカル(倫理的)ファーム(集団)ですから、その名前に恥じないくらいの仕事をしているつもりです。

詳しくは直接お尋ねにいらしゃってみてはいかがでしょうか。

きっとご満足いただけるだけの人的サービスを提供できるはずですよ。