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SNSなど洪水のように流れてくる情報から「本当に役に立つ情報」を選び取るのは難しいもの。

そこでなるべくフェアな視点からメリット・デメリットの両方をご紹介することで皆様の判断のお役に立つよう情報提供をしたいと考えています。

今回のテーマは「全館空調」です

全館空調にはいくつかの種類がありますが、

・1~2台の大型空調機器を設置する

・ダクトを通じて冷気・暖気を各部屋にいきわたらせる

という仕組みが共通しているようです。そのメリット・デメリットを整理すると

〇メリット:廊下や洗面室などを含めて均一な空気環境になる。室外機の設置台数が減る

×デメリット:壊れた時やメンテナンスにコストがかかる。ダクト内の清掃が必要になる。個別の温度設定が難しい(機器による)

やはり一番のメリットは「家の中全体が均一の温度設定になる」ということでしょうか。

少し古いお家だとリビングは温かいけど、廊下に出ると寒い、特に脱衣所が特に寒いということがよくあります。また冬場のお風呂屋トイレで発生しがちなヒートショックによる死亡数は「交通事故での死亡数を超えた」ということから全館空調の必要性があるというトークを営業マンからされがち。

とはいえ私が過去に担当した全館空調は「ユニットバスとトイレには冷暖房が吸気されない仕様」でしたから、必ずしもヒートショックを防ぎきるものではないかもしれません。

半面デメリットは、やはり「あとあと交換するときのコストが高い」のは間違いありません。エアコンと違い「この部屋だけ交換する」ということはできませんから一気に交換になるわけです。ちなみに交換の金額ですが過去に私が聞いた話だと、100万円はくだらないだろうとのこと。*提案するハウスメーカーにも聴いてみてください

モーターで回転させる機械は10年くらいで交換の時期を迎えるものが多いので10数年ごとに100万円ずつかかるとなると考えものですね。

その他気になるデメリットとして、基本的に24時間運転しっぱなしの「24時間換気」とは違い空調であることから運転が止まることは避けられない場合が多い。そうするとダクト内に有機物が堆積していくことになり、それがあとあとカビの温床になっていくという怖い話もあります。

*渋谷ダクトサービス様のホームページをご参照ください

いやいや、それでもせっかくだから快適な邸内環境を実現したい・・

でも交換やメンテナンスにお金がかかるのも嫌だ・・

というよくばりタイプのお客様には「疑似的な全館空調を採用してみませんか」という提案をしています。それなら一般的な全館空調よりもはるかに安価(エアコン費用+3~5万円くらい)で導入することができ、交換する際も一般的なエアコンでOK、将来的な変更にも対応しやすくさらに拡張性も高い。それでいて全館空調のような快適な室温環境を維持できるという、まさに良いところ取り!と言って過言ではありません。

それを実現するのはIOT機器、個人的にはswitchbot社のスマートハブリモコンを猛烈に推します。

これを複数台採用することによって、ご自宅のエアコン機器がまさに疑似的全館空調と言って差し支えないくらいの環境を実現することは間違いありません。

紙面が長くなりますのでHP上ではここまでにしますが、ご興味がございましたら弊社までお問い合わせください。きっとサプライズがあると思いますよ!

まとめると

・全館空調はメリットもあるが、デメリットも大きい

・スマートハブリモコンを購入して疑似的全館空調を実現してみては

です。今回もお読みいただいてありがとうございました!