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戸建とマンションの違いを、一般的にはあまり知られていない視点で比較してみたいと思います。

申し遅れました。エシカルファーム横浜オフィスの浅野と申します。

初投稿です。どうぞよろしくお願いいたします。

1 .災害への備え

戸建とマンションどちらが地震に強いでしょうか?

意外かもしれませんが、耐震等級で比較すると、多くの場合は戸建が勝利します。

耐震等級とは1~3まであり、3が最も地震に強い等級です。

戸建は最高等級である耐震等級3の性能を持つものも多いです。

マンションの多くは耐震等級1、良くて2です。

マンションのような大きくて重い建築で耐震性能を上げるには、太い柱がたくさん必要です。耐震性能を上げると居住スペースは狭くなり、採算が取れなくなってしまうためです。

洪水のことを考えるなら、河川からの浸水想定が10mを超えるようなエリアては、マンションの高さは魅力ですね。

地下の機械室が浸水してエレベーターが使えない場合はあるかもしれないですが。

2. 駐車場

恥ずかしながら、これは我が家の写真です。狭小地の三階建てです。

戸建で玄関近くに駐車場があるのは本当にいいですよね。買い物後にたくさんの荷物を運ぶ時に実感します。

マンションだとどうしても、部屋と駐車場は遠くなることが多いですよね。

今回お話したいのは戸建に導入可能なV2Hについてです。

V2Hとは、太陽光発電・電気自動車・オール電化戸建を組み合わせたシステムです。

このシステムでは、昼間は太陽光で発電し、電気自動車の充電と家庭で電気を利用します。発電できない夜間は電気自動車に充電された電力を家庭で使います。

戸建用の蓄電器は以前より安くなり高性能化していますが、蓄えておける電力の容量は現状電気自動車の方が圧倒的多くなっています。

V2Hは電気代を大幅に節約できて、停電時の非常用電源確保の面で非常に優れています。

車を買い物やお子様の送り迎え程度でしか利用しないご家庭には利用価値の高いのシステムでしょう。

マンションでは利用できない魅力的なシステムですよね!

3. 資産価値

最後に土地付き戸建と分譲マンションの将来の資産価値の比較をします。

木造の戸建の場合、建物の売却の査定は一般的には約20年程でほぼ0となります。

実際には今の良い建物はもっともっと長く住むことができるのですがね。

一方鉄筋コンクリート造のマンションは一般的には45年程でほぼ0となります。

短期間での売却を想定するのであればマンションの方が有利となるかもしれません。

資産としては土地の価値も考える必要があります。

戸建の土地は分かりやすいですが、分譲マンションも土地の所有分があります。ただ多くの住人で分け合うために持ち分の面積は小さくなります。

戸建ては建物部分の価値がなくなっても、土地部分の資産価値は残ります。土地を担保にローンを組むことも可能です。

マンションの場合は土地の持ち分が小さいため長期的には資産価値はかなり下がります。

マンションの建て替えは住人の合意が難しく、古いマンションは売却がしずらく、担保価値もほとんどなくなってしまいます。

長い間住んで、子孫に残す資産としてなら、戸建の方が良いということになりそうですね。

横浜オフィス 浅野