みなさんこんにちは。
エシカルファームの長老 九十九髪 染輝蔵と申します。
最近、あるネット記事で「価格と価値」について触れているものを読みました。
その内容が面白かったので少しご紹介します。
〇そもそも価格と価値とは何なのか?
世界的に有名な投資家のナンチャラ氏(名前を忘れてしまいました…)曰く、
「価格とは自分が払うもの」
「価値とは自分が得るもの」
とのことです。
漠然とした感じもありますが、個人的にはかなり頷ける言葉でした。
つまり、価格とは商品につけられた値段のことで、その商品やサービスを得るために対価として支払うお金のことです。
逆に価値とは、商品やサービスが自身に与えてくれる効果や満足感のこととも解説されていました。
私は、価格と価値には、本来大きな差は生じないと考えます。
それは、いわゆる「いいものは高い」し、「そうでもないものは安い」ということが世の中に多いからです。
ただ、一方で「いいものなのに安く」、「そうでもないものなのに高い」というものが存在するのも事実です。
昨今の値上げラッシュのとなる前では、超デフレ状態の中で、得られる性能や効果といった価値が減っても、安ければ安いほうがよいという消費マインドの人が増え、売り手側の多くも価格を下げることだけに注力し、販売活動をしていたように思います。
その為、本来の価格と価値のバランスが崩れてしまったのだと思います。
今は急な物価高で追い付くだけでもやっとですが、このインフレが過度なものではないことを期待しつつ、良いものにはそれだけの価値が付けられるようになってほしいと思います。
最後に、
・買う人にとって大事なことは、商品の価格ではなく、自分の価値基準によって判断すること。
・売る人にとって大事なことは、商品の価値を高めていき、それに見合った価格付けをすること。
と綴られていたのをご紹介させていただき、そして、家づくりも全く同じだということを皆様に知っていただければ嬉しいです。
それでは、また次回の投稿に備えます!